SSブログ

[01] イメージと実際で違っていたこと [★これから飼おうと思っている方へ]

-イメージと実際で違っていたこと-
No.01 2003/ 2/ 15
*―*―*―*―*

もくじ

☆ 飼育がとにかく難しかった
☆ 飼育環境の見た目    
☆ 単独飼い        
☆ エサ時以外は隠れている 
☆ 屋外飼育・散歩・日光浴 
☆「癒し」        
☆ けっこう大きくなる   

*―*―*―*―*

 ペットショップでホシガメを見て 自分で飼った時のイメージをふくらま せましたが、実際とは大分違っていました。そのいくつかをご紹介します。

★飼育がとにかく難しかった。
 飼う前に本を読んだり、(隔月刊誌「クリーパー」に出会ったのは、飼 い始めた後でした)ネットで調べていたので ホシガメの飼育が簡単で はない事は知っていましたが、これほど難しいとは思っていませんでし た。世話をするのは楽しいのですが、体調の不安定さにはまいりました。 ほとんどの症状は私の無知からきたもので 今では改善されましたが、 鼻水だけは点鼻薬でも治らず試行錯誤の日々が続いています。
 ですから、みなさんには飼育の難しい幼体ではなく、体調の安定した6 ~8cm*以上の個体をお勧めします。
(*数字は「クリーパー」No.7 P24による)

★飼育環境の見た目
 必ずこうしなければいけないわけではありませんが、・・・・
 うちの場合、60cm水槽に100Wひよこ電球を2灯とスポットライ ト1灯をクリップスタンドで取り付けています。ひよこ電球はけっこう 大きいのでかなりのボリュームになります。コード類も多く 加熱に気 を付けて束ねてあります。それでも部屋が20度以下になると水槽の隅 が冷えるので 別の寒さ対策を併用しています。
 ペットショップで見るともっとシンプルでコンパクトな環境なのに、 随分印象が違います。なぜだか不思議でしたが、ある寒い日爬虫類専門 店に入ってあまりの暑さにコートを脱いで気づきました。ショップでは 部屋ごと温度管理をしているのですね。あるショップでは30度に設定 しているとの事でした。

★単独飼い
 60cmの水槽に小さな亀一匹。なんか寂しそう・・。私も飼い始めた 時思いましたし、家に来たお客さんたちにもそういわれました。でも亀 のお医者さんによると カメにとってはこのほうが良いとの事。実際、 一匹でも幼体の健康管理は大変なので 人間の思いこみで増やさなくて よかったです。
(それに幼体は雌雄が不明なのでペアを選ぶことは不可能ですしね)

★エサ時以外は隠れている
 ペットショップでは亀がよく見えるようなレイアウトが多いですが、 幼体の場合自然界では日中草の下に隠れているそうです。うちのホシガ メ君も昼間はずっとシェルター内や くしゃくしゃにした新聞紙の下に 潜り込んで過ごす事が多いので、出てくるのはエサの時と真っ暗になっ た夜中だけです。

★屋外飼育・散歩・日光浴
 リクガメの本を見ると屋外飼育や屋外散歩の写真が載っています。でも ホシガメの幼体は体調を崩しやすいので、東京では無理そうです。
 飼い始めた頃 日光浴するため温度計を見ながら付きっきりで見ていま した。でも結果はあまり良くなく お医者さんの指導で日光浴はもう少 し大きくなって体調が安定してからの方が良いと言うことで中止しまし た。幼体はとにかく体を大きくすることを目標として、無理して日光浴 する必要はないというお話でした。
 (早く日光浴出来る大きさになって欲しいなァ)

★「癒し」
 ペットは「癒し」になると言います。確かに そのしぐさに心ほぐれる 時もありますが、幼体の体調は不安定で心配事も多く、「もしかしたら このまま死んじゃうかも・・」と落ち込んだ時が何回もありました。
(「昨日まで元気だったのに・・」という話もよく聞くので、ちょっと 調子が悪いだけで心配で心配で・・)

★けっこう大きくなる
 もちろん2~30cmになるとは聞いていましたが、イメージはつかみ にくいですよね。ショップにいるのは幼体が多く、初めて20万円の ホシガメ(甲長の記載はありませんでした)を見た時はそのボリューム に驚きました。
大きくなったホシガメ君を土鍋を使ってイメージしてみましょう。
甲長20cmとして体重は約1.6kg*。
土鍋と言っても色々ありますが、一番店頭で売られている(少なくとも 東京では)三島土鍋・7号(直径22cm・重さ1.5kg。約2人用)。 その土鍋の横に握りこぶしをくっつけて頭に見立てれば、成長したホシ ガメ君になります。(実際は上から見ると楕円形です)(上手く育てれ ば甲長30cmになります。サランラップの普通サイズの長さです) あなたのお部屋の床にその土鍋を置いてみてください。これが歩き回っ て散歩したりするのです。(意外と動き回ります)
けっこうなボリューム感でしょ?
その体が入る水槽・体を温めるためのスポット・寝床のシェルターを 作ることになります。ホシガメを飼う前に 将来の居住空間もイメージ してみましょう。
*(参考「リクガメ飼育百科」森靖・森暁生子めいけい出版P91)


*―*―*―*―*


nice!(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。